※2019年02月17日~2019年02月20日にミルフォードトラックを歩いた時の記録
世界一美しい遊歩道「ミルフォードトラック」
をご存じでしょうか?私は一昨年まで知りませんでしたが、世界一と言われれば行きたくなりますよね。ただ、1日の入山者数を制限しているので、交通手段と山小屋を予約してからでないといけないんです。
今回は、ミルフォードトラックの出発地となるクイーンズタウン、テ・アナウまでのアクセス方法とツアーと個人ウォーク予約についてのお話をします。
[目次]
世界一美しい遊歩道「ミルフォードトラック」
ニュージーランドの南島「フィヨルドランド国立公園」にあり、世界一美しい遊歩道 The Finest Walk in the world と言われています。
テアナウ湖からスタートし、グレーシャーにより削られた谷を歩き、峠を越えて、また谷を歩いて、ミルフォードサウンドに抜けていきます。人数制限をすることによって、原生林や川、滝などが手つかずのままに残されています。また1年のうち200日以上雨が降ると言われ、きれいな苔やシダに覆われているのが特徴です。
晴れの日に絶景が見れるのはもちろんですが、雨の日はいつも以上に苔やシダなどの緑がきれいに見え、普段は見れないたくさんの滝現れます。浸水した登山道を歩くこともありますが、日本ではできない経験なので楽しめます(笑)
クイーンズタウンへのアクセスと航空会社
日本からクイーンズタウンまでの直行便はないので、東京からだとオークランド経由かシドニー経由で、大阪からだと東京・オークランド経由かシドニー経由となります。
※大阪からオークランドまでの直行便は、期間限定(ニュージーランドの夏)でニュージーランド航空が運行しています。
ニュージーランド航空(オークランド経由)
いちばんおすすめです!
ニュージーランド航空は頻繁にセールをしているので、サイトやフェイスブックなどのSNSをこまめにチェックしましょう。オークランド往復で10万円以下になることもありますよ。
基本的に、日本発着の直行便だと日本語対応も可能なはずです。
カンタス航空(シドニー経由)
カンタス航空といえば、LCCですね。基本的にお安いですが、ニュージーランド航空のセールを使えば、特に使うことはないかと思います。ぎりぎりで航空券を購入した時は、カンタス航空の方が安かったです。
ただ、日本語対応がないこともあります。映画などのコンテンツも...個人的にはイマイチでした。
ジェットスター(オークランドからクイーンズタウン)
ジェットスターといえば、日本でもお馴染みのLCCです。しかし、おススメはできませんっ!ニュージーランドで国内移動する場合の料金は安いですが、ニュージーランド航空に比べるとかなり遅延が多いです。本当に多すぎます。遅延も1時間なんてものではありません...。
特に時間が縛られずに、旅をしている人ならいいかもしれませんが、せっかくの旅行で6時間とか遅れると...実体験です。
ここからは 個人で歩かれる方ようの情報です
クイーンズタウンからテ・アナウへ
DOCのサイトでも予約できたような気もしますが、確かではないので、一応バスの予約サイトの情報を載せておきます。
基本的にニュージーランドのバスは InterCity のサイトでオンライン予約となります。早割りや直前割のようなものがあるので、値段が変動します。
テ・アナウは、日本人観光客も少なく、静かでいいところです。今度、観光情報でも載せようかと思います!!!
レンタカーを利用する
クイーンズタウンでレンタカーを利用して ボート乗り場の駐車場に停めておくことも可能です。ただボート乗り場に停めなくても、テアナウのホテルとかに止めとけばいい気もする...。
ついでに、テ・アナウでレンタカーすることも可能ですが、台数も少なく、料金も高くつくので。クイーンズタウンで借りましょう
ミルフォードトラックの歩き方
ミルフォードトラックは入山者数をコントロールしているので、歩きたい場合は必ず予約してから行くようにしてください。
日本発着のツアー
日本の出発から帰国まで、添乗員さんが付くツアーです。添乗員さんも一緒に現地のガイド付きツアーに参加することになるので、安心です。
[メリット]
- 添乗員さんが付くので、日本語が話せなくても安心
- 効率の良く観光することが可能
- ミルフォードトラックでは、3食の食事とスナックが付き、きれいなロッジにはシャワーもコンセントもあるので、少ない荷物で快適に歩くことができる
- 万が一のアクシデントにも対応してくれる
[デメリット]
- お値段がか~なりお高い
- 自由時間が少ない
現地(クイーンズタウンまたはテアナウ出発)のツアー
現地でミルフォードトラックのガイド付きツアー(3泊4日)を行っているのは、アルティメット・ハイク社のみです。ツアーの申し込みは、オンラインですることができます。
[メリット]
- 日本発着のツアーと比較すると、安い
- 自由に観光することが可能
- ミルフォードトラックでは、3食の食事とスナックが付き、きれいなロッジにはシャワーもコンセントもあるので、少ない荷物で快適に歩くことができる
[デメリット]
- 現地の旅行会社となるので、英語力が必要
- 交通機関や宿泊施設をすべて自分で手配しなくてはならない
- 日本発着のツアーと比較すれば安いが、やはりお値段はかなり高い
ついでに、「日本語を話せるガイドをつけて」と申し込み時に書くと、付くこともあったりするとか、なかったりするとか...(笑)
個人で歩く
DOC(the Department of Conservation)のサイトから、山小屋も交通機関も予約可能です。
[メリット]
- とにかく安い(ただ値段がころころ変わるので要チェック)
- 自由時間しかないので、自由
- ハイキング中も静かに歩くことができ、早朝出発したり、好きな場所でランチをしたり、気を遣わずに行動できる
[デメリット]
- すべての予約の手配や計画を自分でしなくてはならない
- 3泊4日分の荷物に加え、寝袋や防寒着などを担ぎながら歩くので、ある程度の体力が必要
- 山小屋で管理人が次の日の情報などを話すので、英語力は必須
次回は、クイーンズタウンでの観光情報と個人ウォーカーのための山ごはん情報です!